インドネシア/予防接種について

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は2015年8月現在、インドネシアでの「予防接種」に関するご案内です。
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【予防接種について】
インドネシア到着後に外国人向けのクリニックで殆どの予防接種を受けることが出来ますが、赴任前に接種しておいた方が良いものとして、成人の場合、A型肝炎・B型肝炎・破傷風に加えて、渡航・滞在先や行動様式(野外活動が多いか)なども勘案の上で日本脳炎と狂犬病も接種しておくと良いでしょう。

昭和50~52 年生まれの方はポリオの追加接種を済ませておくと無難です。水痘や麻疹の小流行も起きていますので、これまでかかったことが無い方はワクチンを接種しておきましょう。なお、着任後の職員・家族に腸チフスの予防接種(日本では未認可)を実施している日系事業所もあります。

小児の場合は、日本の接種スケジュールに従って年齢に応じた定期接種と任意接種を接種します。狂犬病などの接種要否は、成人同様に個別の判断になります。なお、日本で生まれた乳児をお連れになるのは、BCG(1回)とDPT・IPV 混合ワクチン(最初の3回)の接種が済んでからが無難です。
インドネシアでは、地区保健センターで乳幼児検診とワクチン接種が行われています。生後1ヶ月までは毎週、それ以降は毎月1回母子で受診するよう指導されています。日本と異なり先天性代謝性疾患のスクリーニングは実施されていません。外国人は私立の医療機関で乳児検診を受ける方が多いようです。母子健康手帳は、日本語・インドネシア語併記のもの、日本語・英語併記のものなどが日本で購入できます(母子保健事業団)。

なお、インターナショナルスクールに入学・入園する際に、予防接種記録(学校毎に決まった様式)の提出が必要です。母子手帳及び過去の全ての予防接種の記録を持参しましょう。

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