ハワイでの安全の手引き #1

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどの

ロングステイと海外旅行の情報案内。

本日は、「ハワイでの安全の手引き」についてのご案内です。

旅の計画や海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省等へ著作権の確認と、

文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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【ハワイでの防犯の手引き】

1.防犯の基本的な心構え

安全確保の基本は、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」、及び「目立たない」の3つと言われています。「そんな大げさな!」と思われる方がほとんどだと思いますが、被害に遭われた方々の大半は、「まさか自分がこんな目に遭うとは思わなかった。」とおっしゃっています。不測の事態に巻き込まれることを避けるためには、危険を事前に「予防」することこそが最も大切で基本的な「危機管理」です。「備えあれば憂いなし」で、常に最悪の事態を想定し、日頃から物心両面の準備を行い万全の対策を講じるよう心がけてください。

2.最近の犯罪発生状況

(1)自動車盗・車上ねらい
ビーチ、観光名所、ショッピングセンター等の駐車場から自動車が盗まれるケースや車内から金品が盗まれるケースが多発しています。特に、レンタカーは狙われやすく、駐車後わずかな時間で被害が発生していますので、短時間の駐車であっても、貴重品は絶対に車内に残さないようにしてください。

(2)置き引き
ビーチ、ホテル、空港、ショッピングセンター、レストラン等では、目を離した隙にバッグ等の荷物が盗まれるケースが多発しています。貴重品や不必要な荷物は極力携帯しないようにするとともに、買い物等に気を取られて荷物を置き忘れることのないよう注意してください。

(3)ひったくり
ワイキキ周辺の繁華街では、昼夜を問わず、ひったくり事件が発生しています。被害者のほとんどが女性で、中にはいきなり暴行を受けるケースがあり大変危険です。
ファッション性よりも安全性を重視し、ウエストポーチやショルダーバッグ等、ひったくり犯人が、「やり難いな。」と思うようなバッグ類を選んでください。

(4)侵入盗
ホテル、コンドミニアム等での客室をねらった侵入盗事件が日常的に発生しています。高級ホテルといえども例外ではありませんので油断は禁物です。夜間就寝中に室内から金品が盗まれるケースもあり、一歩間違えば身体的被害に発展する可能性もあります。在室中は、必ずチェーンロックをし、外出時はオートロックを過信せず、貴重品はフロントに預けるなどの対策が必要です。

(5)詐欺事件
人の良い日本人を当て込み、寄付名目で現金をだまし取る事件がワイキキ周辺で見られます。犯人達は日本人だけを狙い、警察が取り締まり難いように宗教や弱者支援などを題材に、巧みな話術で比較的高額な紙幣を堂々と要求しています。滞在期間の短い日本人観光客が告訴することはないとたかをくくっているのです。実体の分からない寄付の求めには安易に応じないようにしてください。

3.住居の安全対策

住居の選定には、地域の治安状況を慎重に見極めることが必要です。

(1)一般的には次のような場所や物件は避ける。

○ 道路にゴミが散らかっており、壁等に落書きが多いところ
○ 昼間なのに大人が所在なげにたむろしているところ
○ 庭の手入れが悪い家が多いところ
○ 表通りから見えない、出入口が樹木に覆われているなど、外部からの死角が多い家
○ 夜間、周辺の照明が十分でない家

(2)住居を借りるときには次の点等に注意する。

○ 過去の治安関連事件発生の有無
○ 介在する不動産業者や家主の信頼性
○ 他の入居者の状況(アパート等)
○ ガードマン、管理人等駐在の有無
○ 玄関・ガレージ等の出入規制状況(アパート等)
○ 玄関扉や通用扉の施錠設備(一軒家)
○ 警報装置の有無

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