旅行中の健康管理

今日は、旅行中の健康管理について。

「旅行者血栓症(エコノミー症候群)」は
トラベラーなら聞いたことがある言葉ですね。
サッカーの高原選手も、エコノミー症候群でW杯代表を逃してしまいましたね。

エコノミー症候群は、航空機の機内で長時間狭い場所に座っているため、
足の静脈の血液が流れにくくなり、固まりやすくなります。
更に乾燥している機内では、身体から水分が失われて血液が濃くなり、
血栓が出来やすくなります。
この様な状態が続くと、血栓が流れ血管が詰まりやすくなります。
症状が軽い場合は、足がむくんだり、痛みを感じるだけですが、
重症の場合は、肺などに血栓が詰まり、急激な呼吸困難、
胸痛等の重篤な状態になる事もあります。
肥満の方、喫煙者の方は注意が必要だといわれております。

予防法は、長時間座り続けないで、定期的に身体、
足を動かす事だといわれています。(真ん中の列だと厳しいですが・・・)
2~3時間おきに通路を歩いたり、
身体の屈伸運動をすることが効果的だといわれてます。

また、乾燥した機内では、水分補給も大切です。
定期的に水やジュースを摂っておいたほうがよさそうです。
ただし、アルコールやコーヒー、お茶などには利尿効果があり
脱水症状を引き起こしてしまう事もあるので
飲みすぎにはご注意!

成田空港