中国大気汚染の注意喚起案内

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどの

ロングステイと海外旅行の情報案内。

本日は、外務省から発表されております、「中国旅行(2013/10/2大気汚染について注意喚起)」に関するご案内です。

旅の計画や海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、

文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.中国における大気汚染について

今年初めに引き続き,中国では,北京市をはじめ,各地で深刻な大気汚染が発生しています。9月には,例年よりも大気汚染の発生が多く観測されています。また,今後冬にかけて,大気汚染が更に深刻化する可能性があります。
特に問題となっているのは「粒子状物質(PM10,PM2.5)」です。粒子状物質には,工場のばい煙,自動車の排気ガスなどの人為由来,黄砂,森林火災など自然由来のものがあります。また,粒子として排出される一次粒子とガス状物質が大気中で粒子化する二次生成粒子があります。
粒子状物質は,PM10(直径10ミクロン以下),さらにはPM2.5(直径2.5ミクロン以下)と,粒子の直径が小さくなるほど,肺の奥,さらには血管へと侵入し易くなり,現在問題になっている「PM2.5」は,直径が人の髪の毛の約40分の1という微粒子で,肺の奥,さらには血管まで侵入し,ぜんそく・気管支炎,肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ,死亡リスクも増加させるといわれています。
高齢者や子供,肺・心臓に疾患のある方は,大気汚染に対してより高いリスクを有するため,特に注意が必要です。

2.一般的な対策
大気汚染対策として,汚染の激しい時には,一般的に以下の方法が考えられます。
(1)不要不急の外出を控える。
(2)外出時にマスクを着用する(「N95」という規格を満たしたマスクは,PM2.5を95%以上遮断する)。
(3)屋内では空気清浄機等を使用する。

3.大気汚染関連情報の掲載公館
中国に所在する日本の在外公館のホームページ上では,現地の情報を掲載しておりますので,中国に渡航・滞在を予定されている方または既に滞在中の方は,各種報道などの他,下記に掲載している各在外公館のホームページ等からも関連情報を入手するとともに,上記2の対策をとるようお勧めします。

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