中国:天津市での倉庫の火災・爆発事故に関する注意喚起

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は外務省から発表されております、「天津市での倉庫の火災・爆発事故に関する注意喚起 」に関するご案内です。

対象地区への旅の計画や、海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.8月12日深夜,天津市の倉庫で火災・爆発事故が発生し多数の死傷者が発生しました。
現在,事故現場付近は,警戒区域(事故現場より概ね3kmで警戒線が引かれている)が設けられており立ち入りができない状況が続いています。ただし,記者会見において中国の専門家は,爆風により警戒区域外にも化学物質が飛ばされている可能性があり,そのような物資には触れない,水をかけない等の注意が必要であると指摘しています。

2.一部報道では,当局者の話として「シアン化ナトリウムと神経ガスという二つの有毒物質の値が最高値に達した」と報道されています(在中国日本国大使館より天津市関係部局に確認したところ,同数値はあくまでも警戒区域内の数値であるとの回答がありました。)。また,報道された当局者の話によれば,現場に残されていたとされる700トンのシアン化ナトリウムは既に各地に輸送済みとのことです。
なお,天津市当局によれば,現場は天津市の中心から約40Km離れており天津市中心市街においては,日常生活に大きな影響は出ていない模様です。

3.つきましては,同地域への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は,警戒区域を避け,上記の点に注意すると共に,報道及び下記の関係機関等より最新の情報を入手するように努めてください。

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