ギリシャ:アテネ地下鉄車両内における簡易爆弾設置事件の発生に関する注意喚起

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。

本日は、平成24年3月2日に外務省から発令されております、
ギリシャ:アテネ地下鉄車両内における簡易爆弾設置事件の発生に関する注意喚起のご案内です。

ご渡航をご予定されていらっしゃる方は、
旅の計画や海外旅行保険加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、
くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
 文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1 報道によれば,2月25日午後5時20分頃(現地時間),アテネの地下鉄3号線の車両内に簡易爆弾が仕掛けられ,警察の爆弾処理班が処理する事案が発生しました。幸いにも簡易爆弾が爆発することはありませんでしたが,この爆弾は人を殺傷する威力があるものでした。27日,「都市ゲリラ(ANTARTIKO POLEON)」と称する組織が犯行声明を発出しています。

2 これまで,ギリシャにおける爆弾事件は,政府・警察関連施設,欧米系商業施設,銀行事務所,路上駐車中の公用車両等を対象として,深夜・早朝の人通りが少ない時間帯に発生するという特徴がありました。しかしながら,今回の事件は,報道によれば,ギリシャで初めて地下鉄に爆弾が仕掛けられたものであり,また,発見時間が夕方であり,一般市民に被害が及ぶ可能性があった点に注意が必要です。

3 つきましては,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,地下鉄等の公共交通機関を利用する場合には,挙動の不審な人物がいないか,車両内に持ち主の見当たらない鞄や段ボール等が置かれていないかなど周囲の状況に十分ご注意下さい。また,テロ事件や不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し,状況に応じて適切な安全対策を講じられるよう心掛けて下さい。

4 爆弾事件に関しては,以下も併せてご参照下さい。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

新東京国際空港

(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/ (携帯版)
○在ギリシャ日本国大使館
住所:46, Ethnikis Antistasseos St.,Halandri, 152 31 Athens, Greece
  電話(領事部):+30-210-670-9910,9911
 FAX:+30-210-670-9981
  ホームページ : http://www.gr.emb-japan.go.jp
  e-mail : consular@embjp.ondsl.gr (領事部専用)

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