ガーナ:髄膜炎菌性脳脊髄膜炎の流行

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。

本日は、平成23年8月22日に外務省から発令されております、
ガーナ:髄膜炎菌性脳脊髄膜炎の流行についてのご案内です。

ご渡航をご予定されていらっしゃる方はくれぐれもご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.ガーナにおける髄膜炎菌性脳脊髄膜炎の流行

(1)在ガーナ日本国大使館からの報告によると,同国のアシャンティー州オブアシ郡保健当局が,髄膜炎菌性脳脊髄膜炎患者が確認されていると発表しました。8月10日までに27名の患者が確認され,うち6名が死亡しています。

(2)今回流行しているものは,血清群Cタイプとされています。

(3)つきましては,ガーナ(特に流行地)に渡航・滞在を予定されている方は,以下2.(3)の感染予防対策を心掛けてください。

2.髄膜炎菌感染症について

(1)髄膜炎菌性脳脊髄膜炎は髄膜炎菌ウイルスによる感染症で,患者の咳やくしゃみによって飛散した唾液等を直接吸い込むことにより感染します。潜伏期間は1~14日で,その後,頭痛,発熱などとともに,首を動かしにくくなります。また,吐き気や嘔吐,精神状態の変化が起こったり,光を眩しく感じたりするなどの症状が見られます。重度の場合には,痙攣や意識の喪失を起こし,臓器機能不全により死亡します。髄膜炎菌に感染して発症した20%程度が重症化すると言われています。

(2)治療方法は抗生物質の投与を行いますが,早期治療が大切です。髄膜炎菌感染症患者と接触した場合には予防的に抗生物質を投与することもありますので,専門の医師に相談してください。

(3)予防法としては,流行地であるアシャンティー州オブアシにおいては人混みを避けてください。また,感染が疑われる場合には,早急に最寄りの医療機関にご相談ください。

新東京国際空港

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
○在ガーナ日本国大使館
電話:(国番号233)30-2765060
ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/

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