鳥インフルエンザ直近情報(2014/3/4)

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は2014/3/4現在、外務省から発表されております、「鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例」に関するご案内です。

対象地区への旅の計画や、海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、

文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例

(1)中国における鳥インフルエンザA(H7N9)の流行状況として、2月25日以降3月4日までに、広東省,湖南省,浙江省,江蘇省,安徽省において、計11名(うち死亡2名)の新たな鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例が報告されています。
感染者が確認された省は次のとおりです(括弧内は感染者数)。
広東省(3名、うち死亡1名)、湖南省(3名)、浙江省(3名)、江蘇省(1名)、安徽省(1名,のち死亡)、江蘇省(1名)
 また、2月24日以前に感染が報告されていた広東省の感染者4名が死亡したとのことです。

(2)これまでに一部で限定的で継続性のないヒト-ヒト感染例が見つかっていますが、専門家によれば、現時点では、ウイルスの変異状況から、持続的なヒト-ヒト感染は見られないとしています。しかしながら、依然、感染拡大が懸念されておりますので、引き続き、十分な注意が必要です。

2.中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホー ムページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
 ●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
 ●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
 ●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
 ●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
 ●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

○参考情報:
(1)2013年10月以降2014年3月4日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例(外務省集計)
感染者数:254名(うち死亡62名)感染例が確認された都市・地域名は、中国2市7省1自治区1特別区(北京市、上海市、広東省、福建省、浙江省、江蘇省、湖南省、安徽省、吉林省、広西チワン族自治区、及び香港特別区)。

※昨年12月末に台湾で確認され、その後死亡した86歳男性輸入症例の感染者は、江蘇省在住の旅行者であったことを踏まえ、江蘇省における感染者として整理しています。

※貴州省で死亡後に感染が確認された男性感染者1名は、直前まで浙江省において活動、同省滞在中にすでに発症して病院で治療を受けていたことが判明しましたので、浙江省における感染者として整理しています。

(2)2013年3月31日以降8月13日までの鳥インフルエンザA(H7N9)のヒト感染症例:感染者数135名(うち死亡45名)。

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