海外駐在員向け安全情報【フィリピン編】

海外駐在員向け安全情報【フィリピン編】

1.公的機関の情報

海外に駐在される皆様に、安心・安全な駐在員生活を送っていただけるよう、必要な情報を得られるサイトについてご紹介いたします。
安全に海外生活を送る上では、より正確な情報を基に行動をすることが大切です。
大使館・総領事館のホームページでは、生活情報や各種手続きについての案内のほか、大使館が発行する安全の手引きがあり、より詳しい現地の情報(邦人被害事例や緊急事態発生時の退避要領など)を得られます。

(1)日本政府からの情報

外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp

地域別情報:フィリピンの情報は以下のリンクでご覧になれます。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html#ad-image-0

在フィリピン日本国大使館ホームページ
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在留邦人向け安全の手引き
https://www.anzen.mofa.go.jp/manual/philippines_manual.html

【情報収集】
外務省から現地の最新情報を日本語で受信できるたびレジ」に登録しましょう。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

(2)犯罪や事故に遭ったら

落ち着いて、以下の行動を取りましょう。

①警察に届け出る
②大使館・領事館に連絡する
③職場・家族などに連絡する
④クレジットカードの盗難はカード会社に連絡する
⑤保険会社に連絡する

2.医療情報

駐在するにあたり現地の医療レベルを知っておくことは、安心な生活につながります。この章では外務省海外安全ホームページ、厚生労働省検疫所のほか各国の医療情報をまとめました。

(1)日本の公的機関からの情報

【外務省海外安全ホームページ:世界の医療事情】
現地の医務官自身が収集した情報が掲載されています。
2年に1度を目途に全面的な改定が行われます。渡航にあたり必要な予防接種、イエローカードの要否などについては、随時状況が変化することが考えられるため、現地の公的機関などの情報もあわせてご確認いただくとより安心です。
フィリピン
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/phili.html
フィリピン(ダバオ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/davao.html

【厚生労働省検疫所 FORTH】
気候と気をつけたい病気、この国・地域に関する新着情報、受けておきたい予防接種・持っていきたい薬等が掲載されています。
https://www.forth.go.jp/index.html

地域別情報:フィリピンの情報は以下のリンクでご覧になれます。
https://www.forth.go.jp/destinations/country/philippines.html

【国立感染症研究所】
日本国内の予防接種や感染症の情報などがそろっています。渡航前の確認に有益です。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(2)フィリピンの公共サイト

【フィリピン観光協会 医療情報】
観光客向けのサイトになっていますが、医療情報や感染症対策なども掲載されています。
https://philippinetravel.jp/safeph/

3.緊急連絡先一覧表

(1)フィリピン国内での緊急連絡先

1 全国(マニラ首都圏、セブ、ダバオ等)共通
◎警察・消防・救急(National Emergency Hotline):911
◎診療救急(フィリピン赤十字):143

2 マニラ首都圏(市外局番 02)
◎警察署
・マニラ首都圏共通:911 または 117(日本の 110 番、119 番に相当)
・マカティ市:168
・タギッグ市(BGC):8642-2060、8642-3582(Tel / Fax)
◎消防
・マニラ地区(指令センター):8527-3653 / 8527-3627
・マカティ地区:8818-5150 / 8816-2553 / 8844-3313
・タギッグ(BGC)地区:8837-0740 / 8837-4496
・パサイ地区:8844-2120 / 8843-6523
・ケソン地区:8924-1922 / 8330-2344

3 セブ(市外局番 032)
◎警察署
・セブ市 :166
・マンダウエ市:344-1200
・ラプラプ市:341-1311 または 495-5593
◎救急車:161(メトロ・セブ圏全般)
◎消防:160(メトロ・セブ圏全般)
・セブ市:256-0541
・マンダウエ市:344-4747
・ラプラプ市:340-0252

4 ダバオ(市外局番 082)
緊急時の連絡先
◎警察・消防・救急(National Emergency Hotline):911
◎診療救急(フィリピン赤十字):227-6650

 

在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City 1300 Metro Manila, Philippines
電話:02-8551-5710(代表)、02-8834-7508(領事班直通)、FAX:02-8551-5785(大使館領事班専用)
◎邦人援護ホットライン TEL:02-8551-5786  e-mail:ryoji@ma.mofa.go.jp
(※ 平日の午前8時30分-午後5時15分。ただし、夜間、週末、祝祭日等の閉館時間も、日本人の人命に係わる緊急案件に関しては24時間対応)

在セブ日本国総領事館(Consular-General of Japan in Cebu)
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City 6000 Philippines
電話:032-231-7321、032-231-7322(代表)、FAX:032-231-6843
(※ 平日の午前8時30分-午後5時15分。ただし、夜間、週末、祝祭日等の閉館時間も、日本人の人命に係わる緊急案件に関しては24時間対応)

在ダバオ日本国総領事館(Consulate-General of Japan in Davao)
住所:4th Floor, B.I. Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000, Philippines
電話:082-221-3100、082-221-3200(代表)、FAX:082-221-2176
(※ 平日の午前8時30分-午後5時15分。ただし、夜間、週末、祝祭日等の閉館時間も緊急案件に関しては、大使館と同様に24時間対応) 

(2) 損保ジャパン連絡先

損保ジャパンではご契約いただいているお客様がキャッシュレスでご利用いただける病院を国ごとにまとめています。ぜひご参考ください。
【キャッシュレス治療サービス】
https://www.sompo-japan-off.jp/off_manual.html

【医療アシスタンスサービス】
https://www.sompo-japan-off.jp/off_support.html

4.フィリピンの基礎情報

名称 フィリピン共和国
面積 29万9,404㎢(7,641の島々がある)
人口 1億903万人(2020年フィリピン国勢調査)
首都/主要都市 マニラ
時差 -1時間
言語 国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語および英語。180以上の言語がある。
民族 マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系および少数民族がいる。
宗教 ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%(ミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。
気候 1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候。季節風の影響によって、乾期・暑期・雨期の3つに分けられる。フィリピンは15℃以上の緯度に広がっており、また高い山々も多いことから、これら地理的要因によって気候に地域差がある。マニラ周辺は6~11月に多量の雨が降る明確な雨期があるが、セブなどは1年を通して明確な雨期がない。
代表的な都市の気温 マニラ  (最低気温/最高気温) 23℃ / 29℃(1月)
25℃ / 31℃(7月)
電化製品 電圧は110/220V
プラグタイプはA、B3、C、O
駐日大使館 〒106-8537
東京都港区六本木5-15-5 Tel:03-5562-1600