ガーナ:黄熱予防接種証明書(イエローカード)の携行について

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。

本日は、平成24年2月8日に外務省から発令されております、
ガーナ:黄熱予防接種証明書(イエローカード)の携行についてのご案内です。

ご渡航をご予定されていらっしゃる方は、
旅の計画や海外旅行保険加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、
くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
 文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.黄熱予防接種証明書(イエローカード)の携行について

(1)在ガーナ日本国大使館からの報告によると,ガーナ保健サービスは,
2012年2月1日から,コトカ国際空港を含む全てのガーナ出入国ポイント
において黄熱予防接種の検疫を強化すると発表しました。
(2)具体的には,コトカ国際空港を含むすべてのガーナ出入国ポイントで
検疫用ブースを設け,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を確認し,
イエローカード未携行あるいは有効期限切れの場合,その場で強制接種が
行われます。また,この費用は自己負担となります(外国人は20米ドル)。
(3)今般の黄熱予防接種の検疫強化は,入国時だけではなく出国時も行わ
れ,期限は決まっておりません。2012年2月14日までは猶予期間とし,
未接種者への強制接種は行わないとのことです。

 ガーナは黄熱感染リスク国です。上記の経緯もあり、同国への渡航予定
がある方は,同国に入国する10日以上前に黄熱予防接種を受け,イエロー
カードを携行してください。なお,すでにイエローカードをお持ちの場合でも,
有効期限を確認し,期限切れの場合は最寄りの検疫所等にご相談ください。

2.黄熱について
 黄熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症で,渡航に際して予防
接種の国際証明書が要求される唯一の感染症です(渡航先国によっては要
求されない場合もあります。)。感染経路には都市型と森林型とがあり,
 都市型はウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ)を媒介して人に感染しま
す。森林型は通常,人以外の脊椎動物(主にサル)に感染しますが,森林
の中で活動する人にもまれに感染することがあります。
 潜伏期間は3~6日で,発症すると軽症から重症まで様々な症状(発熱,
頭痛,嘔吐等)を起こします。これといった治療方法はなく,対症療法が
主となります。予防方法は,予防接種を受けること,予防接種を受けてい
ない場合は蚊に刺されないようにすることです。ただし,森林や森林に隣
接した地域では防虫スプレーだけでは十分な効果は期待できません。

新東京国際空港

(問い合わせ先)
 ○外務省領事局政策課(海外医療情報)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
 ○在ガーナ日本国大使館
  住所:Embassy of Japan, Fifth Avenue Extension, West Cantonments,
      Accra, Ghana.
  電話:(国番号233)30-2765060
    (ガーナ国内からは,(市外局番030)-2765060
   ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/

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