パスポートの秘密④:リビアへの渡航を予定されている方へ

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外渡航情報。

本日も若干趣旨を変え、パスポートについてのご案内です。

海外旅行で唯一、自身を証明出来るパスポート。
意外と知られていない事実もたくさんあるものです。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
 文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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平成19年11月12日(現地時間)、当方からの照会に対してリビア当局から、1)記載事項についてアラビア語併記のないパスポート所持者の入国を、同国査証を受けた者を含めて、拒否する、また、2)リビア国内外の航空会社に対しては、アラビア語併記のないパスポート所持者のリビア向け航空機への搭乗を拒否させる、との措置が開始されているとの回答がありました。
 その後、12月3日、在京リビア大使館から、1)アラビア語翻訳は旅券面に記入するものとし、別紙、ステッカー等の方式は受け付けられない、2)数字(「月」の表示を含む。)は算用数字でなければならない、との通報がありました。他方、他国所在のリビア大使館ではゴム印によるアラビア語併記を認めないところもあり、各国に派遣されているリビア大使の裁量によりアラビア語併記の方法が異なっています。これまでのところ各国所在の日本大使館が行ったゴム印、ステッカー(アラビア語併記をしたステッカーを旅券面に貼付し押印したもの)どちらでもリビアへの入国はできています。

 つきましては、リビアへの入国(又は通過)を予定されている方で、日本でリビア入国査証を取得される方は、あらかじめ外務省領事局旅券課受付窓口(問い合わせ先:03-3580-3311(外務省代表))において、現在所持している一般パスポートにアラビア語併記の手続を行ってください(申出書(PDF))
 また、国外でリビアの入国査証を申請される方は、最寄りの在外公館にご相談ください(リビア側公館の求めにより方式が異なります。)。
 なお、アラビア語併記のための手続は無料ですが、アラビア語への翻訳は専門業者等にご依頼いただくことになります。

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