海外旅行時の空港検疫とは

今日は、実はあまり深く知らない海外旅行の豆知識を。

該当される方は恐らく少ない話なのですが、
帰国する際に必ず生の食べ物や植物の「検疫」について尋ねられますよね?
実は、それ以外に「昆虫」についてもある事ご存知でしたか?

今や大人を巻き込み、
ムシキングを代表とした大昆虫ブーム!

成田空港

子供の喜ぶ顔を見たくて、昆虫を海外土産にする方もいるそうですが、
実は色々と制約事項があるんです。

植物検疫所によると、生きた昆虫類の輸入について

「海外に生息する昆虫類の中には、日本の農作物や樹木などの植物に
大きな被害を与える恐れのある昆虫(ハナムグリ・ナナフシ・チョウなどを含む)
が多く含まれています。この様な昆虫類は、植物防疫法で輸入が禁止されている
有害動物に該当するため、生きたまま海外から日本に持ち込み事はできません。
このため、海外から生きた昆虫を持ち込む場合は、事前に有害動物に該当するか
どうか植物防疫所にご相談ください」とうたっています。

また、昆虫の輸入についても税関検査前に輸入可能かどうかの確認が必要なのと、
もし無断で持ち込んだ場合は、罰則が適用されるそうです。
詳しくは農林水産省植物防疫所でチェック!)

でも「蚊」などの小さな虫は、当然出入国審査をせず
飛行機の中(貨物室らしい)に勝手に入ってしまい、日本に来てしまうそうですね。
成田空港近辺では、日本にいない外来種の昆虫が結構いるそうですよ。
空港職員が虫取りをしている様子、TVでやってました(笑)