ギニアで発生したエボラ出血熱のご注意ください

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は2014/3/24現在、外務省から発表されております、「ギニアで発生したエボラ出血熱」に関するご案内です。

対象地区への旅の計画や、海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、

文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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1.在ギニア日本国大使館からの報告によると,3月22日,同国保健省はギニアにおけるエボラ出血熱の発生を発表しました。

2.患者は2月9日に初めて報告され,3月23日現在,発症者数80名,うち59名が死亡しました。発生場所は森林地方の西部の3県(マセンタ県,ゲケドゥ県,キシドゥグ県)で,コナクリ市でも感染を疑われる症例が発生しており,森林地方からコナクリ市に飛び火した模様です。

3.つきましては,森林地方の上記3県については,既に治安情勢に関連した危険情報を発出していますが,本件に関しても留意の上,渡航の是非を検討してください。また,その他ギニアに渡航・滞在を予定されている方におかれましては,各種報道や在ギニア日本国大使館等から最新の関連情報を入手すると共に,別途渡航情報も確認の上,安全対策に努めてください。

4.エボラ出血熱について
エボラ出血熱は,エボラウイルスが引き起こす,致死率が非常に高い極めて危険な感染症です。
患者の血液,分泌物,排泄物などに直接触れた際,皮膚の傷口などからウイルスが侵入することで感染します。感染の拡大は,家族や医療従事者が患者を看護する際,あるいは葬儀の際に遺体に接する際に引き起こされることが報告されています。
予防のためのワクチンは存在せず,治療は対症療法のみとなります。潜伏期間は2日から21日(通常は7日程度)で,発熱・悪寒・頭痛・筋肉痛・食欲不振などに始まり,嘔吐・下痢・腹痛などの症状があります。更に悪化すると,皮膚や口腔・鼻腔・消化管など全身に出血傾向がみられ,死に至ります。

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