韓国におけるMERS感染発生状況

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は外務省から発表されております、「韓国におけるMERS感染発生状況」に関するご案内です。

対象地区への旅の計画や、海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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【1】韓国では、5月20日に、バーレーンから帰国した韓国人男性に、同国初のMERSコロナウイルス感染が確認され、その後、同国国内で感染が拡大しました。
韓国保健福祉部によれば、9月14日現在、韓国におけるMERS感染例は累計186人(渡航先の中国で確認された韓国人1人を含む)、うち死亡者数は36人、また、退院者は142人となっています。7月5日以降、新規感染者は確認されておらず、現在感染者のうち1人が依然として陽性の状態です。なお、当該事案に起因する隔離対象者は、同27日、最後の1人が解除となり0人となりました。当該事案とは関係のない中東からの入国者について、9月14日付け発表によれば、疑い患者は1人です。

【2】7月28日、韓国政府はプレスリリースを発表し、MERSの政府対策会議でファン総理が、新規感染者が発生しておらず、隔離対象者もゼロになった状況などを総合すると、韓国国民は安心し、あらゆる日常生活を正常化するようにとの宣言を行いました。一方、正式な終息宣言は、陽性患者が0人になってから28日後に出される見込みです。

【3】保健福祉部は、以下のコールセンター及びホットラインを設置し、MERSに関する電話受付を行っています。
ソウルコールセンター:韓国国内からは(市外局番02)-120、
国外からは822-120
大田コールセンター :韓国国内からは(市外局番042)-120、
国外からは8242-120
京畿道コールセンター:韓国国内からは(市外局番031)-120、
国外からは8231-120
保健福祉部設置のMERSホットライン(日本語及び英語での対応可)
:韓国国内からは109(フリーダイヤル)
国外からは82-43-719-7777

【4】韓国政府は、観光目的で入国した外国人を対象とする保険制度「外国人観光客MERS安心保険」の適用を開始しました。保険内容の概要は以下のとおりです。

(ア) 保険名:外国人観光客MERS安心保険
(イ) 適用時期:2015年6月22日~9月21日(3か月)
(ウ) 適用対象:観光目的で入国した外国人(就業、永住及び乗務員の在留資格を取得して入国するものは除外。)
※除外対象については上記リンク先の2頁目を参照。
(エ) 加入手続き:入国時に自動加入(別途の手続きは必要ない)
(オ) 補償内容

●入国日から20日以内にMERS確定診断が行われた場合:500万ウォンの治療補償金支給
●確定診断日から20日以内に死亡した場合:1億ウォン死亡補償金支給
(カ) 問い合わせ先(日本語可)
●韓国内:1330(観光案内電話)
●日本国内:韓国観光公社
東京支社 (03)5369-1755
大阪支社 (06)6266-0847
名古屋支社 (052)223-3211
福岡支社 (092)471-7174
(キ) 請求方法:病院においてMERS診断の証明書(死亡の場合は死亡証明書)を入手し、韓国旅行業協会に提出。

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