ハワイでの安全の手引き #3

ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどの

ロングステイと海外旅行の情報案内。

本日は昨日に引き続き、「ハワイでの安全の手引き#3」についてのご案内です。

旅の計画や海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省等へ著作権の確認と、

文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。

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【在留邦人用緊急事態対処マニュアル】

1.平素の準備と心構え

(1)連絡体制の整備

(イ)在留届(変更届)の提出の励行
在留届は、在留邦人の皆さんの安全対策のための基礎資料となるものですので、届出内容は実態に則した正確なものであることが必要です。在ホノルル日本国総領事館では、長期滞在(3ヶ月以上)の目的でハワイ州に来られた方々に在留届の提出をお願いしています。

(ロ)緊急連絡先の確認
引越等で住所や電話番号等に変更があった場合には、速やかに当館に御連絡下さい。

(ハ)身近な人との密接な連絡
緊急事態はいつ起こるとも限りません。そのような場合に備え予め家族間、企業内での緊急連絡方法を決めておいてください。また、お互いに所在を明確にしておくようにしてください。

(2)緊急時携行品、非常用物資の準備等

(イ)旅券等
旅券、現金、貴重品、クレジットカード等最低限必要なものはいつでも持ち出せるよう、予めまとめて保管しておいてください。
緊急事態が発生すると、生活必需品を含めあらゆる物価の高騰が予想されます。場合によっては国外脱出のための資金の必要が生じます。このような事態に備え、最低1ヶ月程度は生活できる程度の現金を手元に用意しておくことをお勧めします。

(ロ)緊急時携行品の準備
移動(国外脱出を含む。)を必要とする場合に備え、次のようなものを普段から準備し、小型のバッグやリュックサック等、移動に便利な鞄に詰めておくことが大切です。

○衣類
・ 衣 類~行動しやすく、寒暑に耐えられ、華美にわたらないもの
・ 履 物~履き慣れた、丈夫で行動しやすいもの
・ その他~帽子、軍手等

○ 食料品等
・ 食料品~乾パン、缶詰、レトルト食品その他の保存食品
・ 飲料水~ミネラル・ウォーター、水筒
・ その他~簡易料理器具、缶切、割箸、プラスティック製食器等

○ その他
短波ラジオ、懐中電灯(予備電池)、ローソク、ライター、常服薬、救急医薬品、タオル、ティッシュ、生理用品、毛布等

(ハ)備蓄
緊急時には、一定期間自宅での待機を余儀なくされることも予想されますので、非常用食料、医薬品、燃料等を最低限10日分くらいは備蓄しておいてください。

(ニ)自動車の整備
いざという時にいつでも利用できるよう、自動車は常に点検整備を怠らないとともに、ガソリンの残量にも常に気をつけてください。

2.緊急時の行動

(1)心構え
緊急事態が発生し、または発生する虞がある場合には、在ホノルル日本国総領事館では在留邦人の保護に万全を期すため、必要な情報の収集、情勢判断及び対策の策定を行い、必要に応じて随時在留邦人の方々に各種情報を通報します。不測の事態が発生した場合は、努めて平静を保ち、流言飛語に惑わされたり、群集心理に惑わされることのないようご注意ください。

(2)情勢の把握
緊急事態発生の際には、現地、海外報道、衛星放送テレビ等から幅広く情報収集を行うよう各自で心掛けてください。

○日本語ラジオ放送
KZOOラジオ  1210AM

(3)大規模災害用緊急一斉通報

緊急事態等の際には、ハワイ州内の在留邦人宛に、当館から電子メールにて情報配信いたします。当館に在留届を提出されている方で、Emailアドレスを記入している方は自動的に登録されるシステムとなっています。

(4)全米・カナダ邦人安否確認システム

(イ)システムの概要
2006年、外務省は全米(ハワイ、グアム、サイパン、プエルトリコ、米領バージニア諸島を含む。)及びカナダを対象に、緊急事態発生時における「全米・カナダ邦人安否確認システム」の運用を開始しました。大規模な事件・事故や自然災害などの緊急事態が発生したとき、次の番号に電話をかけ、被災者はメッセージを残し、家族等はそのメッセージを聞くことによって安否や所在を確認することができます。

1-866-903-2674
1-866-904-2647
1-866-905-2647

全米・カナダからは通話料無料その他の地域からは米国までの通話料有料

1-718-313-9150

通話料有料

上記番号は、緊急事態発生時のみ稼働します。平常時は利用できません。
回線が混雑し、無料回線がつながりにくいときは、有料回線を使用してください。

(ロ)メッセージの利用方法

(a)メッセージを録音する方法(全米・カナダからのみ)
上記番号に電話をかけ、音声案内に従い、パスワードとしてあなたの電話番号(海外または日本の自宅の電話番号)及びあなたの生年月日をプッシュボタンで入力し、あなたの氏名と安否・所在に関するメッセージ(30秒以内)を声で録音します。

(b)メッセージを再生する方法(日本、全米・カナダ、諸外国どこからでも可能)
上記番号に電話をかけ、音声案内に従い、パスワードとして被災者の電話番号及び生年月日をプッシュボタンで入力すれば、被災者によって録音されたメッセージを再生することができます。

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